美味しい手作り給食だから、一人も残しません。
「園に通うようになってから、ご飯をたくさん食べるようになりました。」
在園児の保護者さまの嬉しい声です。その秘密は、園に隣接する「ちびっこ農園」で育った採れたての野菜と調理スタッフのチームワーク。スタッフが愛情込めて育てた野菜を、日々の給食やおやつの食材にふんだんに使用しています。園の給食は子どもたちだけでなく保護者さまにもとても好評です。
このとねの会こども園の給食は、栄養士2名、調理スタッフ2名による合計4名の調理チームが心を込めて作っています。赤ちゃんのためのミルク、離乳食、そして普通食など、メニューはお子さまの体調やアレルギーの体質などに応じて、一人ひとりきめ細やかに対応しています。調理チームはアレルギーのお子さまの顔と名前をしっかりと覚えています。保育中に体調を悪くしてしまったお子さまに対しては、担任の職員と調理チームが連携を取りながら、ベストな食事を提供できるように心がけています。このような取り組みの結果、ほとんどのお子さまが毎日の給食を完食できるようになりました。
また、季節の食文化を取り入れることにも力を入れています。夏は子どもたちと職員が一緒になって、園庭で流しそうめんを食べたり、十五夜には手作りのお饅頭を楽しみます。日頃のおやつも手作りです。パンに使う食材は国産の全粒粉を特別に仕入れ、もちもちの食感を味わいます。フルーツの収穫時には、ジャムを作ります。また、園庭に実をつけた柿で干し柿を作ったり、梅をジュースにして夏バテ防止の手作りドリンクを作ったり…。さまざまな方法で子どもたちがおいしく楽しく食べられるように工夫しています。